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水草のリアルタイムというか、暇つぶし専用。 適度に書いたりサボッタり。突っ込み自由。
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右側がきんちゃんベンチです。




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きんちゃんみてきます…!
先輩頑張って!
シンフォニア

君と響き合うRPG。











響いてたっけ?
※普通にセイジ兄妹


「にゃあ。」
それは確かにそう鳴く生き物だった。

ハズ

☆にくきゅう・ほりでぃ☆

一匹の子猫。
白くてふかふか。
家のドアの前に小汚い箱に入れられたのを見つけてリカルドは舌打ちした。
「………こんなの人の家の前に捨てるな。」
そう言葉をはきだして、その小汚い箱の中身を持ち上げた。
その中身は猫と言う生き物である。

まだ、産まれたばかりらしく、よたよたと歩く。
「にぃ…」
そう、か細い声を上げてリカルドを呼ぶ。
「へいへい。
ちょいまち。」
ミルクを適度な温度に温め、哺乳瓶に入れる。
何故、こんなのがあるのかはきにしない。
なにしろ、クロウ・リーの家だ。
日常品から怪しい物まで。
大抵の物は揃っている。
これもその中のひとつである。
子猫を抱き上げ、口元に持っていけば
ちゅっちゅっと美味しそうにミルクを飲む。
「よしよし。
沢山飲んで大きくなれよ。」
お腹一杯になった子猫はさも当たり前のごとく膝の上で丸くなってうとうとしはじめる。
よしよしと背中を撫でていると、コンコンと言うノックの音。
子猫を起こすのはしのびないが、このまま居留守を決め込むのも好まない。
どうしようか迷っていると、
「リカルド~?
また寝てるの?
それとも師匠に叱られて泣いてるのかにゃ~?」
そう楽しそうに言いながらドアを勝手に開いて入ってきたのはジーニアス。
「なんだ。お前か。
てか、この年になって叱られて泣くわけねーだろ。」
リカルドがほっとしながら言う。
こいつならいつも最終的に勝手に入ってくる。
多少怖いが、まぁ大丈夫だろう。
「なんだとは失礼な。
2つの世界の超大人気アイドル。
超天才美少女ジーニアスさんに向かって。
てか、昔は泣いていたんだ。」
ジーニアスがにまにまする。
「お前がアイドルだなんて世界崩壊の時が近いな。
ガキの頃だよ。」
「んもー失礼だなー。
むしろ、世界再生出来るよ!」
ジーニアスが面白くなさそうに鼻を鳴らすが、
リカルドの膝の上の真っ白な子猫を見つけたとたん、目をキラキラと輝かせて
「ぃにやぁーんっ!
かんわぃいっ!」
と、今までの会話がずっぽ抜けた感じの声をあげる。
ふわふわの毛並みにちまっこい手足。
愛でる要素がたくさんある。
一発でめろめろとなった世界的美少女(自称)ジーニアスがしゃがみこみ、子猫を眺め始める。
子猫はうとうととしながらふぁっ…と欠伸をする。
「あぁん…めちゃラブリー。」
ジーニアスが嬉しそうに子猫を眺める。
「撫でても大丈夫?」
「ああ。眠いみたいだから背中な。」
「わかってる。わかってる。
何しろ僕は猫博士だからね。」
そう言って慣れた手つきで子猫の背中を撫でる。
「いい子ね。
ゆっくりお休み。」
まるで、自分の子供をあやすように声をかける。
その手のひらの温もりに安心したのかなんなのか。
子猫があふ…とまた欠伸をして眠りにつく。
「うふふ~可愛いなぁ…。」
ぺたんと床に座り込み、嬉しそうに子猫を撫でている。
「ねぇ。このこどうしたの?」
ジーニアスがリカルドに視線を向ける。
「ウチのドアの前に落ちてた。
ご丁寧に箱に入っていたから捨て猫だ。」
「酷いねぇ。
そういう所は人間もエルフもあんまり変わんないね。」
ジーニアスが苦笑する。
「そうだな…簡単に子供を捨てるしな。」
リカルドが目を細める。
表向きは魔術修行のためにクロウ・リーに預けられているが、
裏では邪魔だったのだろう。
リカルドは捨てられた。
そう思っている。
まぁ、あの祖父の事を考えると戻りたくないから自分はクロウ
の子供だと思ってもいる。
そっちのほうが遥かに幸せだろう。
「ねー名前は?」
ぼんやりと何かを考え始めたリカルドに声をかける。
「名前?」
「うん。この子の。」
ジーニアスが子猫を示す。
「……………ねこ?」
その答えに、
「リカルドって本当になんでもぱっとしないねぇ…。」
ため息つきながらジーニアスが哀れな視線を向ける。
「うるせーな。考えてなかったんだよ。」
「まぢでか。」
「そ。拾ったの4日前だし。」
「4日もたってまだ名前考えてあげてないの?」
信じられない!とジーニアスが言う。
「一々うるせー小娘だな。
適当に思いついたのでいいんだよ。」
「適当は酷いよ。」
ジーニアスが言う。
「だったら僕が名前つける!」
そう、目をキラキラと輝かせて、何がいいかな?と考え始める。
「拾ったのが何事もぱっとしないリカルドだから…。」
「ぱっとしない言うな。」
リカルドがおぃっとつっこむ。
「ん…リニ…リニド…。
よしっ。リニド。」
ジーニアスがそう言い、リカルドを見上げる。
「どう?」
「リニドねぇ…。」
リカルドが子猫の背中を撫でながら呟く。
「にぃ。」
「あ。返事した。」
にぃとタイミング良く子猫が鳴く。
ジーニアスが嬉しそうに
「リニド。」
と呼ぶと、「にぃ」と返事を返してジーニアスの伸ばされた手を舐める。
「リニド気に入ってくれたみたいだよ。」
ジーニアスがにっこりとする。
「へいへい。」
そう返事を返し、ジーニアスに子猫を渡す。
「暫く頼むわ。
課題片付けてくる。」
「はーい。
分からない所あったら聞いてね。」
リニドを受け取りご機嫌なジーニアスが言う。
「気が向いたらな。」
そう返してリカルドは自室へと引き上げた。


課題を片付け、下に降りる。
奇妙なほど静かだ。
「ジーニアス?リニド?」
そう呼んでソファーを覗くとぐっすりと眠っていた。
あたりに絵本が散乱しているのを見ると、ジーニアスがリニドに読んであげていたのだろう。
まぁ、猫が言葉を理解するかどうかは不明だが。
「…ったく…。」
苦笑を浮かべて一人と一匹に毛布をかけてやる。
後で宿屋にいるであろうジーニアスの兄を呼びに行かねばと思うとため息が出た。
心底、行きたくねぇなぁ…。と。


それから順調にリニドとの生活は続いた。
ぴたぴたとひっついて甘えて。
にぃにぃ鳴いてまた甘えて。
1年間のほとんどを一人で過ごしていたリカルドにとっては丁度良き同居者だった。
ジーニアスもふらりと来てはリニドを可愛がり、
ミルクやら良さそうな籠やら持ってきたりする。
気分はどうやらリニドの母親らしく、手際良く世話をしていた。


そして、少し話を戻すと、この家には何か分からないモノまでなんでも放置してある。
だから、そんな家を冒険していた冒険猫リニドが得体のしれない装置(?)のボタンを押してしまったのは仕方のない出来事だった。
猫が猫人間になってしまったのも含めて。
「にぎゃ!」
という人間じみた声にリカルドが慌ててリニドの元へと駆け寄る。
「リニド!?」
リニドらしき尻尾をつかみ、持ち上げると、
「ぱぱ…ぱぱ…。」
そう言ってひしっとしがみついてくるのは子供。
「………リニ…ド?」
そう言うと、ふっくし…と特徴のあるくしゃみをして、
「なぁに?」
そう、自分の腕の中にいるちまっこいのが返事をする。
「…お前…リニドか?」
「あぃ。」
そう満面の笑みを浮かべて確かに返事を返した。

外見的特徴は白く、リカルドが前髪を降ろしたような頭。
もみあげ部分が肩にかかるくらいまでの長さで、ふかふかの毛に包まれた猫耳。
目は好奇心できらりと輝くアイスブルー。
身長はリカルドの膝下で、尻と腰の境目に立派な尻尾が生えていた。
うーとかあーとか数回唸ってからちまっこいリニドに会う服を探すためにリカルドは立ち上がった。
流石に裸では風邪を引いてしまう。
小さめのシャツを与え、着せる。
どうしてもズボンが見つからず、仕方なく自分の下着のストックを出して履かせた。
「てかこれどーしよ…。」
うまうまとミルクを飲んでいるリニド(猫人間)。
猫の扱いなら大丈夫である。
適当に放置しても大丈夫だから。
元が猫と言え、人間となってしまったリニドを自分一人で面倒見る自信はない。
当然、子育てなんかしたことないからだ。
多少、自分より幼い子供の面倒位はしたことあるが、きちんと躾のされている良い子。だった。
しかし、今、目の前にいれのは間違いなく躾のされていない子供。
ミルクの入っていた皿を綺麗に舐めて満足そうに腹をさすっている。
そして、ふわぁ…と欠伸をしてリカルドの膝にのり、ぴたっっとひっついてうとうとしはじめる。
今はまだ大人しいが、活動を始めたらとんでもない事を起こすであろう。
「あージーニアスこねぇかなぁ…。」
リニドの背中を撫でながらリカルドがぼやく。
ジーニアスなら子供の躾とか絶対に出来る。
そう、何故か確信を持つ。
自分よりジーニアスは幼いのに。
ぼんやりと躾の本あったかなぁ…とか考えていたらどうやら女神様は困ったリカルドに救いの手を与える事にしたらしい。
今までぷひゅぅ…と気持ち良さそうにいびきをかいて眠っていたリニドががばっと起き上がり、
「まま!まま!」
と言ってドアに走る。
とってにジャンプし、ドアを開く。
今まさにドアノブに手をかけたジーニアスがびっくりした顔をして立っていた。
「ままっ!」
リニドが嬉しそうに笑い、ジーニアスにジャンプしてしがみつく。
「まま。まま。」
尻尾をはち切れんばかりに振り、すりすりと柔らかい胸に頬をすりよせる。
「…まま?」
ジーニアスが首を傾げ、まじまじとしがみつく子供を見て、
「リニド?!」
そう目を丸くして叫んだ。


「まま。まま。」
そう言って甘えてくるリニド。
困った顔をしながらよしよしとリニドの頭を撫でると嬉しそうに目を細めてゴロゴロと喉を鳴らす。
「つーことなんだよ。」
「はぁ…それまた大変な事に…。」
ジーニアスがため息をもらす。
「あーでも良かった。
お前が来てくれて。」
リカルドが深いため息をついてジーニアスの肩に手を起き、真っ直ぐとした視線を向ける。
いつになく真剣な表情のリカルドに見つめられて心臓がドキドキと高くなる。
「俺さ。躾の仕方しらねぇんだよ。」
「はぁ…。」
ジーニアスが曖昧な声をあげる。
「で。たのむっ!
暫くウチに居てくれっ!」
ぱんっと手を合わせて頭を下げてくる。
「僕は…別に構わないんだけど、兄さんがなんて言うか…。」
ジーニアスが苦笑を浮かべながら言う。
「あーあの超過保護兄貴…か。」
あの馬鹿みたいな過保護ぶりを思い出してげんなりとしてしまう。
ジーニアスを異常なほど溺愛し、近づく男は全て下心があろうがなかろうが敵と見なす。
そして容赦なく鉄脚制裁を落とすのである。
過去になんどか食らいそうになったのをジーニアスに止めてもらった記憶がある。
「兄さんにちゃんと外泊許可貰わないとバレたらリカルド殺されちゃうかな?」
「ですよね。」
あの兄貴だ。
確実に自分の息の根を止めるのであろう恐ろしや。
ただ、自分が男であるがために。
下心が完全にないと言い切れないが、彼女が自分を相手にしてくれる訳がないと思っているから大丈夫…だと思うが。
「兄さんくれるかなぁ…。」
ジーニアスが目を伏せる。
「無理…だよな…。」
「うん…。確率が絶望するほど低すぎるよ。」
二人で深いため息をつく。
「とりあえずさ。
今、出来る事を考えて実行しようよ。」
ジーニアスが切り出す。
「簡単な躾とか約束とかならすぐ出来るじゃない。」
「確かに。
じゃあ…頼むわ。」
「うん。まかされた。」
そうジーニアスが笑顔で答えた。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
え、なにこれ続くの?
知らない。あは☆

ただ、太って腹が出ているだけなのか。
それとも、妊娠しているのか。
微妙な年齢だと考えますよね…。
でも最近は、カバンなどに妊婦さんですキーホルダーみたいなのをつけているので分かりやすいです。
たまごくらぶとか…。



てか、足が痛くて今、長時間立っていたくないですが…。
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